FPのひとり言(大)

リバース・モーゲージ

先週の経済ニュースで私としては久しぶりに「リバース・モーゲージ」という言葉を耳にした。この制度は私が銀行の営業企画を担当している時にも検討していた案件だった。そもそも欧米でこの制度は始まったものだと記憶しているが、日本では武蔵野市が80年代に取り入れた制度だ。現在でも、まだ幅広く一般には知られていないが、制度そのものはたいへん良い制度だと思う。来年には2007年問題・・・いよいよ団塊の世代の方々が定年を迎える。年金制度が厳しくなるなかで、いかにして老後資金を確保するかが、大きな課題のひとつだ。少子高齢化などを考えると自己所有の不動産を資金化することは老後生活を送るうえでたいへん有効な手段。現在では豊かな老後生活を送るためには夫婦2人で一ヶ月38万円が必要、厚生年金ではおそらく25万円前後が確保できる限度になるのでは・・・?すると、不足分は退職金、貯蓄・・・それとも・・・注目されるのは「リバース・モーケージ」自宅を担保に地方自治体もしくは銀行から借入をし、本人が亡くなった時に自宅売却で返済する制度。この制度は日本では20年ほどの歴史はあるが、まだまだ、地方にはなじみがない。制度そのものに使い勝手の悪さがあるのも否めないが、自治体、金融機関が積極的な姿勢がないのも事実ではないだろうか?このモーケージの証券化が考えられている今、私たちの豊かな老後生活を確保するために、ぜひとも使い勝手の良い商品に再生してもらいたいものです。問題点はいくつかあるが、一つは担保掛目の問題と物件・・・自宅?マンション?・・・など、国内で眠っている資産を有効活用することはたいへん意義あること。ぜひ、ぜひ、お願いしたいものですね。

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